【子育てマンガ】Instagramで人気の子育てマンガ第77回 『ユキタくんとユキミさん』

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      推しと同じもの身に着けたい気持ちがわかりすぎる、母・ユキミ……

       

      ユキミです。

      息子ユキタこときったん8歳の母です。

       

      最近の息子は某国民的有名アイドルたちにどっぷりとハマっている。

      きっかけは年末に実家へ帰省した際、実家の母がそのグループのファンクラブに入っていたこと。滞在日数3日間の間に見事実母からの布教に応え、元来イケメン好きなきったんはあっという間に沼へ。

      年末からはユーチューブで彼らの楽しそうな企画や、かっこいい歌やダンスを楽しんでいる。

       

      推しと同じもの身に着けたい気持ち…わかる~!!!

      そして三次元に推しがいた場合本当に正真正銘のお揃いが手に入る~!!

      と、調べたところ、きったんの推しの帽子はどうやら有名なブランドの物で、私もわりと頻繁に目にしたことがある帽子だった。

      お値段は5,000円。

      値段だけ見ると手が届かない金額ではないが、ちょっと子どもの帽子に5,000円は踏みとどまる。

      幸い近所で買った色と形だけ合っているという1,000円のお帽子をお気に召しているので、当分の間はよしとしよう。

       

      ちなみに推しと同じものを身に着けたい!という気持ちは母ユキミも持っていた。

      血は争えない。

      私はきったんと同じ小学二年生の当時「シャ乱Q」が大好きだった。

      特にボーカルのつんくさんが大好きで、彼が雑誌の撮影などでよく身に着けているネックレスが欲しくて仕方なくなった。

      大好きなつんくさんとお揃いにしたい…!!と。

      もちろんブランド名などは知らず、今のようにネットもないのでネックレスについたマークを絵に描き母に見せ

      「このマークがついているネックレスを買ってくれ」

      と言ったところまともにとりあってくれなかった。

      こちらは真剣に話しているのに!と腹が立ち、何度か「このネックレスが欲しい、ブローチでもいい」と申し出たものの2回目には「いい加減にしな、そんなもの欲しがるんじゃないよ!そんなに欲しいなら自分でお金を貯めて買いな!」と叱られた。

      こうなるともう取り付く島がないので、このネックレスやブローチがどうやってどんなお店で手に入るかも迷宮入りになってしまった。

      そんなに怒ることないのに…、と悲しい気持ちにもなった。

      こうして小学二年生ユキミの「推しと同じものを身に着けたい」という夢ははかなく幕を閉じたのであった。

       

      そして、その憧れだったマークがシャネルの物だと知るのはそこから10年後くらいである。

      その価値を知った時、そら「小学二年生がそんなものを欲しがるな」って言うわな…と親の気持ちがわかった。

       

      ユキミ

      毎日成長ノンストップな息子に産後から振り回されっぱなしの新米母さん。
      夫と息子の3人暮らし。実家は関東、現在は関西に在住。絶賛ワンオペ育児中!
      普段はインスタグラムにて息子の成長や日常などを絵日記にしております。
      息子との毎日をはじめ、わが家の日常生活を垣間見ることができるインスタグラムはこちら @yukita_1110
      ライブドア公式ブロガーとなったユキミさんのブログ、ユキミの「ちょっと聞いてくれよ」も大好評です。

      ★前回の連載はコチラ♪