【子育てマンガ】Instagramで人気の子育てマンガ第47回 『ユキタくんとユキミさん』

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      この季節、ユキタくんを守ってくれるありがたいアレが……ユキミさんを苦しめる!?

       

      私は香りの強いものが苦手だ。

      香水、芳香剤、柔軟剤、などなど…産前は大好きだったそれらが、どうしてだか妊娠中から一切ダメになってしまった。

      そんな私に息子の幼稚園でこの時期になると巻き起こるあるブームが容赦なく襲いかかってくる…!!

       

      ひぃぃぃぃ…!!

      この鼻をつんざき、脳天までズビシッ!!と届いてくる虫よけリングのにおいよ…。

       

      ちなみに虫よけリングとはドラッグストアなどで売っている、腕につけるゴム状のブレスレットのようなもの。

      虫が嫌がるにおいを発し、虫からかわいい我が子を守ってくれるという親としてはありがたい効果付きリングである。

       

      袋を見れば「フレッシュフルーツのかおり」なんて書いてあるが、もうどこからどうつっこんでいいかわからない。

      フレッシュでもない、フルーツでもない虫よけリングのにおいにつっこむ力も失われる。

      そのにおい、虫だけでなく確実に母も弱っています。

       

      しかし、産前は香りもの大好きだったんだけどなぁ…。

      香水もお気に入りの他に何種類か常備していたし、玄関の棚の上に瓶の中に木の棒を刺すいいにおいのやつ(説明する力のなさ)置いていたし…。

       

      で、そんなそんな香り好き女子がいつから

      「香りが苦手な中年」

      になったかというと、転機は妊娠にあり、である。

       

      妊娠してつわりが始まったくらいからまず受けつけなくなったのが「人工的なにおい」。

      冒頭で申した「香水、芳香剤、柔軟剤、洗剤などなど…」の類が一切ダメになってしまった。

      ちなみに妊婦さんがよく「うえぇ…」となる、ご飯が炊けるにおい、魚を焼くにおい、水道水のにおい、という生活上出てくるにおいは大丈夫だった。

       

      つわりが始まった私が「あ…、においものあかんかも…」と気づいたきっかけは、洗濯洗剤を買おう~と立ち寄ったドラッグストアである。

      お店に入った途端、おぇぇぇぇぇぇぇ!!!!と今まで体験したことない気持ち悪さに見舞われた。

       

      だってドラッグストアと言えばさまざまな洗剤柔軟剤、芳香剤にスプレー、入浴剤など香りの宝庫。

      ダメだった…。

       

      幸いその時リバースにはならなかったが、その日からドラッグストアに入る際はマスクが必須アイテムに。

      ちなみに同じ理由でデパートの化粧品コーナーも一息吸ったら即…という、例えるならまさにナウ〇カの腐海。

       

      ちなみに産後はこの状態からだいぶやわらぎ、ドラッグストアも化粧品コーナーも何も気にせず行けるようになった。

       

      が、香りの好みだけは産前に戻らず

      「自分の身の回りの物は無臭、またはほんのり自然な香りがよい」

      という、ナチュラル自然派志向が残った。

       

      母も弱らせる虫よけリング。

      あと数ヵ月このにおいと付き合うのか…と思うと気が重い。

      虫より先に母が弱りそうである。

       

       

       

      ユキミ

      毎日成長ノンストップな息子に産後から振り回されっぱなしの新米母さん。
      夫と息子の3人暮らし。実家は関東、現在は関西に在住。絶賛ワンオペ育児中!
      普段はインスタグラムにて息子の成長や日常などを絵日記にしております。
      息子との毎日をはじめ、わが家の日常生活を垣間見ることができるインスタグラムはこちら @yukita_1110
      ブログ「ユキミときったん にたもの!?おやこ」も大好評です。

      ★前回の連載はコチラ♪