仕事復帰前にやっておきたい!英語を育休のスキマ時間に学ぶ方法

仕事復帰前にやっておきたい!英語を育休のスキマ時間に学ぶ方法

育児の合間に英語のレッスン!お金をかけずにスキマ時間でどうすればいい?

学生時代はともかく、大人になってから英語の勉強なんてしようと思ったこともないわ、という人も多いのでは? 特に子育て中のママにとっては、家族の行動に合わせて食事の支度をしたり送り迎えをしたり、まとまった時間が取りにくいので「勉強なんてムリムリ!」と考えるのも当たり前です。

でも、さまざまなツールの発達によって、英語学習の選択肢は飛躍的に増え、以前よりずっと効率的に英語が学べるようになっているのです。
インターネットの発達によって、経済的にもハードルが低くなりました。これを利用しない手はありません。

今すぐ仕事で英語が必要!というわけじゃなくても、いずれ子どもたちが英語を勉強する年齢になったときに一緒に勉強したい、とか、2020年の東京オリンピックに向けて、外国人旅行者とコミュニケーションを取りたい、など、ささやかな希望を持っている人も多いかもしれませんね。日常のなかで英語に触れる機会を作っておくと、いざ英語を本格的に学びたい、と思ったときにもきっと役に立つはず。
そこで、あまりお金をかけずに、スキマ時間に英語を学ぶのにおすすめの方法をご紹介します。
子どもがお昼寝をした時間や、子どもの習い事を待っている時間、さらには家事をしながら、好きな時に好きなスタイルで始めてみませんか?

 

定番の語学番組はやっぱり安心のNHK!

語学学校などに通わずに英語を学ぶツールといえば、多くの人が真っ先に挙げるのが「基礎英語」などに代表される「NHK語学番組」ではないでしょうか。
お子さんが中学生になると学校から「基礎英語1」を聞くように言われて、一緒に聞いているママも多いかもしれませんね。

「NHK語学番組」には、ラジオ番組とテレビ番組があり、どちらも15分程度の番組が多いので気軽に視聴することができ、しかも年間を通じて組まれたカリキュラムに沿って学べるのが魅力です。
しっかり学びたい人は書店でテキストを購入して始めるといいでしょう。
英語に触れようと決心したなら、ペースをつかむのに最適の方法と言えそうです。

ラジオでは、中学1年生の英語から思い出しながら英語に触れたい人におすすめの「基礎英語1」や「ラジオ英会話」などが視聴できます。
ラジオ番組ですから、もちろんAMラジオさえあれば聞くことができるのですが、パソコンでもストリーミングという形式で視聴することができます(会員登録が必要。登録料無料)。
スマホでもNHKラジオが聞けるアプリがあるので、スマホを持っているならダウンロードしておくと便利です。
・NHKネットラジオ らじる☆らじる 公式アプリ(無料:iPhone版/Android版)

一方、テレビ番組は、テレビさえあれば見られて、音声だけではなく画像や文字も見られるのでわかりやすく、さらに録画機器で録画すれば繰り返し見ることができる便利さが魅力です。

テレビ番組のなかで、大人になって英語の勉強を再開しようという人におすすめなのが、2012年にスタートしたEテレの「おとなの基礎英語」、通称「オトキソ」です。
大人の女性が海外旅行に行っている設定で、講師の先生やタレントさんたちが、旅先で実際にありそうなシチュエーションで役立つフレーズを紹介してくれます。
さまざまなシーンを見ていると実際に旅に出たような気持ちになりますし、いつか海外旅行に行くときに使えるかも、と思いながら見ると、楽しく続けられるのではないでしょうか。

 

辞書・単語・ゲームなど、スマホのアプリは目的別に選べる!

スマホを持っているなら、スマホのアプリにも注目です。
数限りないスマホアプリがあり、それぞれに趣向が凝らされています。
おすすめのものをカテゴリ別に数個ずつ挙げてみました。

<辞書>
・Yahoo!辞書(無料:iPhone版/Android版)
無料のシンプルな辞書で手軽に利用できます。

・英辞郎 on the WEB(アルク)(無料:iPhone版/Android版)
語学学習分野で定評のあるアルクの辞書アプリ。無料ながら英語の音声再生機能があります。

<単語>
・キクタン シリーズ(アルク)(有料:iPhone版)
「Basic」から「TOEIC990」までレベル別の単語を学べるアプリ。「チャンツ」というリズムに乗って英単語を覚える手法で、親しみやすいのが特徴です。

・英単語パズル キクタンFree(アルク)(無料:iPhone版)
「キクタン 【Basic】 4000」「キクタン 【Advanced】 6000」「キクタン 【Super】 12000」に収録された3,360の単語を使ってクロスワードパズルが楽しめるアプリです。

<総合>
・Duolingo(無料:iPhone版/Android版)
ゲーム感覚で続けていくと外国語がマスターできるという総合外国語学習アプリ。アメリカの名門、カーネギーメロン大学教授らが開発した技術に基づいていて、世界中で1億人以上ものユーザーが利用しています。

ほかにも子ども向けのパズルゲームや海外旅行用などの目的を絞った単語アプリなど、さまざまなものがあるので、お気に入りのものを探してみてはいかがでしょうか。

 

インターネットで自宅にいながら授業を受けることも

現在30代以上の人が学生時代を送っていたころと、インターネットが登場して発達した現代とでは英語の学習の仕方に驚くほどの違いがあります。

インターネットがなければ、図書館に出かけて探さなくてはならなかったような英語の文書を、好きな場所にいながら瞬時に探し出すことも、簡単にできるようになりました。

何冊もセットになった高価な語学教材を購入しなくても、英語での会話を好きなだけ聞くことができますし、SNSで外国語が母国語の人とコミュニケーションを取ったり、無料通話アプリを使って、英会話講師からマンツーマンのレッスン受けることもできます。

そこまで本格的でなくても、「スキマ時間」にちょっと英語に触れるなら、英語で書かれたホームページの短い記事を読んだり、動画を見られるサイトで英語表現を学んだりするのがいいかもしれません。

<おすすめサイト>
The Japan Times ST
英字新聞社ジャパンタイムズが運営している英語学習のためのサイト。日本からニュースを英語で配信しているので、例えば「SMAP、年末に解散(It’s true: SMAP to split up at year’s end)」といった、親しみやすい話題について無料で読むことができます

読売KODOMO新聞 使える! リアルEnglish
読売新聞の子ども向け版で、イーオンキッズ講師の日本人女性と英語ネイティブの講師が、日常生活で実際に使える英語の表現を動画で教えてくれます。3分ほどの短い動画なので待ち時間にちょっと見るのにぴったりです。

 

最強のツール「YouTube」で毎日英語に触れられる

「YouTube」とは、2005年にサービスが開始された動画を視聴できるサービスです。
基本的に無料で、世界中のユーザーが投稿した動画を視聴できます。
パソコンやスマホがあれば動画を見ることができますし、インターネットに対応したテレビでも見られるものがあります。

「YouTube」には、企業や個人などによって、無数の動画が日々アップロードされています。

語学学習に使えるかもと思っても、動画の数があまりにも数が多すぎて、探すのが面倒で挫折、ということにもなりかねません。
ちょっとしたコツとおすすめチャンネルをご紹介しますので、参考にしてみてください。

無料だから、気軽にいろいろな動画を視聴!

「YouTube」の最大のメリットは、無料でたくさんの動画を視聴できること。気になるものをちょっと見て「違うな」と思ったら途中でやめてもなんの問題もありません。英語の学習というと「毎日○分、継続が大切」と真面目に考える人も多いと思います。もちろんそれはそれで大切なのですが、とにかくいろんな人の話す英語を、シャワーを浴びるようにたくさん聞くというのも有効な方法なのです。
好きなタレントや映画などに関連する動画、趣味に関するもの、料理やDIYのなどHow Toもの、外国人が日本を紹介する動画、有名な観光地の紹介など、思いついた英単語を入力して検索して、気に入った動画を探して視聴してみてください。
あまり英語が聞き取れなくても気にしないで、しばらく続けてみましょう。

個人が発信しているチャンネルは、玉石混交で英語学習には向かないものももちろんありますが、生きた英語に触れるチャンスです。

好きな洋楽の歌詞字幕つき動画なら楽しく学べる

好きな洋楽の曲などを検索するときに英語字幕を表示させると、聞き取りの練習になるし、歌詞の意味もわかるので、より楽しめます。
曲名や歌手の名前に”subtitles”(字幕)や”lylics”(歌詞)をつけて検索してみると字幕つきの動画がヒットします。

有名なスピーチは英語学習の基本

古くはリンカーンの「人民の、人民による…」で有名な「ゲティスバーグ演説」(The Gettysburg Address)、最近ではオバマ大統領や、アップル創業者のスティーブ・ジョブス氏によるものなど、「名スピーチ」と言われているものがあります。
有名な人のスピーチを繰り返し聞くのも英語の学習には有効と言われています。間の取り方やジェスチャーなど、文字で読むだけではわからない部分も動画ならよくわかりますね。大勢の前でスピーチをする機会がある人はあまり多くないかもしれませんが、有名なスピーチを聞くことは英語を話すときにとても役に立つのです。
好きな有名人がいるなら、その人の動画などを繰り返し視聴してみてはいかがでしょうか。あまり聞きたいと思うスピーチがない場合は、“speech”や”interview”というキーワードで検索すると、さまざまな動画がヒットするはずです。
<おすすめ動画>
日本人向けの英語学習用の動画といっても無数にありますので、超定番ものをいくつかご紹介します。

・「読売中高生新聞」
ティーンのぶっちゃけ!英会話
アメリカの中高生がリアルに使うフレーズを、イーオンの講師2人が教えてくれます。学校の英語では習わなかった日常のあいさつなどを解説してくれるので、ティーンではなくてももちろん役立ちます。
動画は「ヨミウリオンライン」でも視聴できます。

・「セサミストリート
アメリカの子ども向け教育番組。日本でも放送されていたので懐かしいと感じる人も多いはず。「YouTube」の公式チャンネルで、いくつかの番組が視聴できます。お子さんと一緒に動画を見るのにもおすすめ。

・「バイリンガール英会話
小学校1年のときから大学卒業までアメリカに住んでいた日本人女性のちかさんが、さまざまなテーマで動画を配信。「言えそうで言えない英語!」や「季節の英会話」など、「まさに知りたかったの!」ということがたくさん。基本は日本語で話してくれるので、英語の聞き取りに自信がなくても、気軽に視聴できます。

 

大切なのは英語への「心の壁」を作らないこと

スキマ時間を使って英語に触れるためのアイデアを見てきましたが、参考になるものはありましたでしょうか。
仕事などで期限内に成果を出さなければいけない場合を除き、あまりハードな目標を設定してしまったりすると、英語に触れることが続かなくなり、「挫折してしまった」と感じて、自分で心の中に「壁」を作ってしまいそうですよね。

学生時代と違って、大人になってから自分の意志で続ける英語学習は「嫌いにならないこと」が大切なので、好きなことに関して知るついでに英語にも触れてみようかな、というくらいがちょうどいいのかもしれません。

もし「英語できるのってカッコいいな」という気持ちがあるなら、まずはあいた時間に英語に触れてみることから始めてみませんか。

数年後に待っている「英語なんてここ数年まったく触れていないわ」という未来と、「時間にしたらちょっとずつだったけど、毎日英語に触れてはいたからなんとなく慣れてきたかも」という未来には、もしかしたら大きな違いがあるかもしれませんよ。

(文:Mifuyu S.)

参考書籍:「YouTube英語勉強法」本山勝寛著 サンマーク出版
文中のURL、アプリの情報は2017年2月現在のものです

 

Mifuyu S.

高校生の男の子の母。子どもが生まれて以来、保育園探しにPTA、少年サッカー役員など、ひたすら母としての経験値を積みつつ細々とライター業を続けている。デジタルグッズが大好きで新しいアイテムに触れるとテンションが上がる。パソコンに詳しいと自負していたが、最近は息子に教えを乞うこともしばしば。飼っているネコと戯れるのが極上の癒しタイム。

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