<前回までのあらすじ>
夏休み真っ最中の小3の双子と年中無休の自営業のママは、今回もデアゴスティーニの『おしえて!おしゃべりガイコツ』を着々と組み立て中! 前回までで内臓のはたらきを学んだ親子は、いよいよ細胞と血管という未知なる世界へ進んだのであった…。
ホネッキーにも、人体にも、ママ稼業にも、夏休みはない!










今までのこのコラムを読まれた方はおわかりでしょうが、我々の食べる、のびた麺類は、食道から胃を通り、そこで消化され、小腸を通り、大腸で水分を抜かれ、大便となって出ます。そこでよい仕事をする十二指腸と肝臓のはたらきも、ホネッキーに教わりました。食べたものがどうやって我々の血肉になるのか。デアゴスティーニさんのおかげでなんとなく見えてきた今日このごろです。(まだ見えてない人は、第5回までのコラムを読んでね!)
そんな私たちが現在取り組んでいる知育玩具の域を越えた人体模型&冊子『教えて!おしゃべりガイコツ』、24号めのテーマは細胞。
骨折の経験から医師を目指した山中伸弥博士!腕をケガした息子にも淡い期待!?


































意外とむずかしいキャッチボール!肩と腕のしくみを模型で確認












毛細血管と細胞がおこなっている“ひみつのやりとり”とは……


















心臓登場! 動脈と静脈を取り付けて、これまで学習した内臓と合体!
ではここで、今回の組み立てに入りましょう。
今回、内臓系が多かったので、ギャーギャー言いながら組み立てていました。












衝撃的事実!おしっこは××××ではなく○○からつくられる























からだのいろいろな情報が含まれている、それがおしっこ!!
そういえば、双子の赤ちゃん時代。
どれだけ、おむつを使ったことだろう。
おむつ交換タイムも、ひと騒動だった。
男子の場合、あおむけに寝かせていると、おちんちんは上を向いている。おむつをはずしたとたん、息子がおしっこをし、それが見事な放物線を描いて、となりで寝ている双子の相方の顔にかかってしまったこともあった。
それ以来、『男子のおむつ替えの際にはちんちんにティッシュを載せながら』、が、ルールになったのだった。
考えてみれば、赤ちゃんたちのじん臓がせっせと原尿をこしていたから、健全なおしっこが放物線をえがいて飛べたわけで、当時はただただ「大変だ」「事件だ」と思っていたことも、こうして人体のしくみを知ったうえで思い出すと、その複雑さに感心するばかり。










肩甲骨も左右しっかり取り付けて! あとは夏休みが無事終わることを祈る…
おしっこのことがわかったところで、肩甲骨の左側もつけてしまいましょう。



さて、今回はやや、場が荒れた感がありますが…宿題やらずにゲーム三昧、生活ペースが乱れきった子どもの尻を叩いて、毎日仕事しながら朝昼晩ごはんを作ってますからね。クマゼミが朝から晩までシュワシュワずーっと言ってる、大阪で。というわけで、多少の荒れは、ご容赦いただきたい。
それではみなさま、次回までごきげんよう~。
<つづく>

埼玉育ち、大阪在住。8歳男女の双子の母。無類の犬好きで、著書に『白い番犬チルー』(幻冬舎)などがあるが、未熟児で生まれたわが子たちの発育過程を目の当たりにし、人体の神秘にも感銘を受ける。その育児エピソードは、たるいしまこさんの絵と中村翔子さんの作で、『おはなしカイとナツ あるふたごちゃんのものがたり』(リーブル)という絵本になっている。年中無休自営業のすき間に、週一で剣道をするのが何よりの発散。
デアゴスティーニの人体模型を双子と一緒に最後まで作ってみた~!vol.2
デアゴスティーニの人体模型を双子と一緒に最後まで作ってみた~!vol.3
デアゴスティーニの人体模型を双子と一緒に最後まで作ってみた~!vol.4